(報道発表)直ちに発表のため              産業安全保障局

        2009年9月15日(火)                      広報業務室

                                     TEL 202-482-2721

 

    台湾及びカリフォルニアの会社が中国へ

    違法輸出をしたとされる疑惑を解決した

 

                              

ワシントンD.C.発---商務省の産業安全保障局(BIS)は、台湾の(製造装置メ

ーカ)ホックスセミコン集積技術、法人(FITI)が圧力変換器を合衆国から中華人

民共和国(PRC)へ無許可で輸出したことに関連して31件の輸出管理規則(EAR)違

反を犯したとされる疑惑を解決するために25万ドルの民事罰に同意したと本日

発表した。



これに関連して、FITIの完全所有系列会社であるカリフォルニア州サンノゼのホ

ックスセミコン合同会社[LLC]がFITIの違反を援助し、教唆したとされる疑惑を

解決するために16万ドルの民事罰に同意した。FITIは半導体ウエハー及び平面

ディスプレーの製造に使用される部分品及びシステムを設計し、製造する。



”製品の供給者がそれは輸出許可を必要とすると告げた時、輸出者はその忠告を

心に留めなければならない。システム・インテグレーション[統合]に関係する

会社は、外国の顧客に輸出する前に部品及び部分品に関する許可要件が満たされ

ている事を確認すべき重い責任を負う”と輸出執行担当商務次官補代行であるケ

ビン デリ・コリは言った。



2005年8月から2006年5月までに、FITIはホックスセミコン合同会社[LLC]により

援助され、教唆された15件の中華人民共和国(PRC)向け圧力変換器の無許可輸

出を行ったとBISは主張した。その変換器は中華人民共和国(PRC)に対し核不

拡散を理由に規制されている大型の製造システムに予備部品として使用されてい

る。無許可の輸出が成された時点で、FITIはその部品について許可を要すること

を知っていた、その上その会社はその船積みを正当化する許可申請を試みようと

もしなかったとBISは主張した。FITIはなお、ホックスセミコン合同会社[LLC]

により援助され、教唆されて、その輸出に許可は必要ないと間違った記載をする

ことにより輸出文書上で虚偽の申立てをしたと言われている。



その会社は自発的に違反を公開し、当該調査に全面的に協力した。BISは、次

の年にさらに一切違反が起らないものとする条件で、FITIの罰金16万ドルを保

留することに合意している。



次官補代行のデリ・コリは本件処理におけるその目覚しい仕事について、BIS

のサンノゼ出張所を称賛した。

 

BISは、規制理由が国家安全保障、外交政策、核不拡散、化学生物兵器不拡散、

地域の安定及び供給不足である軍民両用の貨物、技術、及びソフトウェアの輸出

並びに再輸出を規制している。輸出管理規則(EAR)違反のために刑事罰及び行政

制裁が課せられることがある。詳しくは、http://www.bis.doc.govをご覧下さい。

 

 

[原文]Taiwan Company